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京税協ニュース  

平成13年5月25日 第93号

No.1

両丹地区懇談会


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南知多温泉の旅
チャリティゴルフコンペ
学院だより

No.3へ
京都百年史
組合の動き・理事会報告
ふれあい美術館

両丹地区懇談会開催される

 4月5日恒例となった両丹地区組合員との懇談会を天橋立ホテルに於いて開催した。 組合活動、 特に本年よりスタートする支所の設置について活発な意見交換を行った。


 当日は懇談会に先立ち正副理事長会を行い、 大同生命との合同地区別連絡協議会を開催した。

懇談会は組合から正副理事長を始め各部門の担当委員長等14名が、 両丹地区からは53名の組合員の参加があった。

理事長挨拶 理事長 上田 寛

本日は申告明け、 また月初めにもかかわらず多数ご出席を賜りありがとうございます。

おかげさまで事業及び予算は計画通り遂行できており皆様方のご協力の賜物と感謝いたしております。

当期は4月1日より各地区に支所を立ち上げました。 今までは税理士会各支部に業務推進等を委託しておりましたが、 事業内容が充実してきた今、 組合員の方々にご利用の便益に供したいと考えております。


 事業としては保険部門・ハンディブックでご案内しております提携企業・学院・書籍の販売等を行っております。


 ただ、 両丹地区の組合員の方々には学院等会館を使って行う事業は地理的条件で利用しがたい状況に有ります。

そこで会館以外の各種事業を出来るだけご利用頂きたいと事業部門の充実を図っております。

例えば、 定期発送するご案内で両丹地区の組合員の方々には新刊書のお知らせを一番前に置き、 また、 その書籍等の販売はFAX・インターネットでも受付け、 送料が一番安価な所を探し発送するなど、 遠隔地の組合員の方々にもご利用頂きやすいようきめ細かく対応させて頂いております。

組合員平等の原則を達成出来るよう努力しているところです。


 しかし、 皆様方のご意見もお聞きしなければ、 自己満足となっておりましてもいけません。

この後各部門報告に続き意見交換会の場を設けておりますので遠慮なくご意見をお聞かせ頂きたくお願い申し上げます。

京都税理士協同組合
第29回
通常総会

平成13年7月27日(金)
京都ホテル
京都市中京区河原町御池
講演会 14:00〜15:30
総 会 15:40〜17:50
懇親会 18:00〜20:00


続けて各部門の担当役員が、 部門及び委員会の活動状況並びに今後の予定を報告し、 その中で次の件を説明、 また、 お願いをした。

総務部門 (粟田副理事長)
 支所の組織及び会計等について、 各地区の支部長並びに会計等について担当して頂く方にお集まり願い施行方法について協議を行っているが、 各地区の歴史や特徴等があり、 こちらから、 一律にこうして下さいと言えない状況にあり、 一応の方向付けをお示しして今後適宜対処し、 内容のあるものにして行きたいと述べ、 出資金の平等化がほぼ達成出来つつあることを報告した。

学院部門 (今西副理事長)
 地域への貢献を目指して行っている簿記実務コースについて、 先生方の顧問先の従業員の方やご縁のある方にお声を掛けて頂き、 また、 ファイナンシャルプランナーの養成講座は今後業務に重要な資格となり、 事務所の発展につながると考えられ、 通信講座であるが是非受講頂きたいと、 現在開催している講座について、 ご利用と学院運営のご協力をお願いした。

保険部門 (廣瀬副理事長)
 保有高3,000億円の目標達成のため、 登録代理店のご協力をお願いし、 現下の厳しい状況で事務取扱手数料収入は減少しているが、 予算計上額は確保出来ており、 本日も保有高還元金が例年通りお支払い出来たことを報告した。

事業部門 (林副理事長)
 新しく提携した砂田紙業について、 事務所や顧問先の機密書類を指定のダンボール箱に入れ、 そのままシュレッダー処理をする安全でかつ格安で廃棄することが出来るシステムを紹介し、 その他提携先企業のご利用をお願いした。

地区連絡部門 (田中専務理事)
 ここ2年来、 この懇談会でご要請のあった、 旅館等の福利厚生施設の設置がようやく実現し、 昨年9月ごろ、 指定旅館・ホテル一覧をお届けした。 両丹地区では浜詰・久美浜等指定していることを案内した。

意見交換会

 これまで無かった支所をなぜ設置されたのか判り易くご説明願いたい。


 先程も申し上げましたが従前は税理士会支部に委託する形となっておりました。

そうしますと組合はなにも事業を行っていないのではないかと誤解されてる方がおられます。

組合員として平等に便益を享受していただかなければならない。

そして先程粟田副理事長がご説明した通り、 東京、 阪奈に次ぐ規模となりどちらも既に支所を実施しておられ、 京都も良いことは真似て行こうではないかと決定いたしました。

立ちあげ直ぐには結果は出ないと予想しておりますが、 長い目で見た場合必ず組合員の皆様方のためになると確信しております。


 支所を運営して行くに当たっての組織について如何にすべきかお聞かせ頂きたい。


 税理士会の役員が重複してお世話頂くこともあろうかと思いますが、 今後支所長会議を考えておりまして、 協議しながら進めて行きたいと思っております。


問 支所会計について、 本部から振込み金を仮受処理するのか、 本会計に合わせた処理をするのかお聞かせ下さい。


 仮受ではなく支所のお金として受入れ、 支出について6つ程科目を設けておりますので、 この科目に分別して計上して頂きたい。


 そうすると精算は1年に1度で良いのでしょうか。


 それで結構です。


 支所に振り込まれるお金について、 今までの業務推進費等目的を分けて費消しなければならないのでしょうか。

それと、 従前ですと5月と12月入金になっておりましたが1年通してと云うことになると支部で立替が発生する場合がおこると思いますが。


 振り込まれるお金について従前の種別は無く支所のお金としてその事業に支出して下さい。

今回は3月の末までに一部支払させて頂いており、 後は従来通りとなりますが、 今後は、 6月の始めに一部、 決算承認後8月と12月に後の残金をお支払いします。 今までよりは前倒しでお支払いし、 立替の発生しないよう考えております。


問 細かいことですが、 先日近畿税理士会に報酬の請求書・領収書を申し込んだところ、 阪奈税協で扱うようになったのでそちらの方に申し込んでくれと言われたのですが、 京税協ではそういう用紙類を扱っておられるのかどうか。


 扱っております。 その他にも税理士事務所で使用するあらゆる物を扱っており、 お問合せ頂き、 直ぐに無い物はお取り寄せしております。


−ではパンフレットはあるのでしょうか。 情報が無いと従来通りの認識になります。−


 両丹のゴルフコンペが無くなると聞いたのですが。


答 残念ですがその通りです。


 私は昨年大阪から転入してまいりまして、 組合に関してある程度の情報は頂いておりますが、 京税協として他では行っていない誇れるものがあればご披露願いたい。


 先ず、 先程の保険事業について業務推進を行って頂いている方に還元金をお支払いしている。

これは京都だけです。 また、 書籍等の販売にきめ細かく対応し、 旅行の福利厚生事業ですが、 単協で狭い範囲で行っておられる所はありますが、 府下全域を対象に広い範囲で行っています。

それと税経学院、 運営の難しさから学院を持っているのは全国で京都だけです。

そして、 出資金を10万円を基本に出資頂いて組合員意識も比較的高いと思っております。

懇 親 会
 この後、 宴会場に席を移し懇親会を行った。

5地区が一同に会する機会も恒例となり、 久しぶりにお会いするお顔に和やかさがあふれ、 穏やかな時が流れる中、 笑い声がそこかしこで上がり、 名残を惜しみつつお開きとなった。

目標保有高3,000億円 合同地区連絡協議会
 懇談会に先立ち、 大同生命との合同地区別連絡協議会を開催した。

廣瀬副理事長が日頃の感謝を述べ、 「組合の基本を成している大同生命との保険事業、 厳しい状況の中善戦しているが、 皆様の忌憚の無いご意見をお伺いして、 益々協同組合の発展に繋げたい」 と挨拶し、 次に石原委員長が推進状況について、 長年の懸案である保有高3,000億円達成を目指して努力している。

しかし、 本年2月現在2,915億円と前年比較17億円減少した全体の現状と、 両丹地区における現状を報告した。


 その後、 大同生命千代島支社長が着任挨拶し、 そして鷲田舞鶴営業所長が3月発売の新総合事業保障プランRタイプの紹介を行った。


 石原委員長が、 今のユニクロを始めとして安さが重要な選択要素となり、 時代に合った商品が発売され、 委員会も販売のための努力をして行きたいと述べ、 皆様の絶大なる協力をお願いして終了した。

京都税理士協同組合両丹地区 懇談会への出席にあたって… 

                          大同生命保険相互会社 京都支社長 千代島 道生

 3月1日の定期異動で、 新潟支社より着任致しました。 出身は福岡県で、 家族は横浜市におり、 今回も引き続き、 単身赴任でございます。


 貴協同組合様との業務提携 (総合事業保障制度の発売) は昭和48年11月に始まり、 今日に至っております。 歴史は長く、 実績もあり、 また他協同組合様の模範となっていることは広く知られていることであります。


 当支社は、 明治35年9月29日に京都支店として、 東京支店に続き開設され、 来年100周年を迎えます。

ちなみに、 当社の創立が明治35年7月15日、 支店第1号の東京支店が明治35年9月22日に開設されております。


 貴協同組合主催の両丹地区懇談会に、 初めて出席させていただきました。 当日は、 快晴で、 ちょっとした旅行気分で、 天橋立に着きました。


 今回は、 長年の悲願である総合事業保障制度保有契約3,000億を、 本年度中には是非とも達成したいという決意で、 参加させていただきました。

平成13年2月末保有契約高は2,915億で、 85億不足しております。


 しかしながら、 本年は他生保が保険料値上げをする中で、 当社は据え置きます (一時払除く)。

また、 無配当定期保険を新発売しました。 この保険は、 今までの有配当保険と比較しますと、 保険料が最大で約47%ダウンします。 このことからも、 本年はフォローの風が吹くことでもあり、3,000億達成に向けて、 大きなチャンスだと思っております。


 今回の両丹地区懇談会へ出席し、 改めて貴協同組合様と当社との深い関係を知る機会を得ました。

上田理事長先生を初め、 多くの役員先生、 ならびに両丹地区の多くの先生が出席されている中で、 現状報告、 当面の課題、 見通し等のお話しする機会を得ましたことを、 大変嬉しく、 また光栄に思っております。


 ご承知の通り、 平成14年4月1日、 当社は生保で初めて、 株式会社への転換・上場を目指しております。

全社一丸となり、 実現に向けて邁進しているところであります。


 13年度決算は失敗は許されません。 当支社においても、 3,000億達成は貴協同組合様同様に悲願でもあります。


 微力ではございますが、 3,000億達成に向けて邁進してまいりますので、 今後とも、 ご理解・ご支援を賜ります様、 お願い致します。


 最後になりましたが、 貴協同組合様、 ならびに先生方のご事業のますますのご発展をご祈念申し上げます。

両丹地区のつぶやき 二人目  福知山地区 山口 和彦

 先日、 二人目の孫の誕生を祝うため上京した。 3月14日出産から40日ばかり経って、 やっと出掛けたものである。

早く行かないと、 長男の嫁 (孫の母親) にも、 ましてや嫁の両親に申し訳ないと思いつづけながら、 雑事にかまけて遅れ遅れになった次第である。


 しかし、 初孫誕生のときは……というと、 とるものも取りあえずあたふたと、 産院まで出掛けている。

その後、 退院する母子と共に嫁の親宅に立寄り、 両家が揃って盛大に初孫誕生を祝った。

誰れに似ているかで大騒ぎし、 乳飲児のとり合いにもなった。


 初孫がかわいくて、 二人目はそれ程でもなかったのでは勿論ない。

二人とも、 みごもったとの連絡を受けたとき、 どうか無事に出産し、 母子ともに元気であって欲しいと念じた。


 それなのに、 初孫のときは、 家内の思いもあって、 早速に中山さんに詣で腹帯を授かり、 是非とも身に付けるよう仕向けたものであったが、  二人目のときはいつの間にか時が経ち、 思い付いたときは時期がずれてしまっていて、 "まあいいか"と放置してしまった。


 そういえば、 我が子のときも似たようなことがあった。 一例をあげれば、 初めての子 (長男) のときは、 出産する前からカメラを買い求め、 それこそ連日のように生長の日々を撮りつづけた。


 一方、 二人目の娘のときというと、 節目節目の写真はそれなりに残っているものの、 長男の写真の枚数とは比較にならないのである。

いつだったか、 娘からこの差を指摘されて、 アタフタしたことがあった。


 わけへだてをしたという思いは、 更々ない。 ともに、 我が子であり、 我が孫であり、 かわいさにいささかも差はない。

それなのに、 思い起せば何故か、 接し方に濃淡が付いてしまっているのは、 どうしたことであろう。


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